運動会・陰
今日は、小一長男の運動会で。
見事に、精神的ダメージを
ダイレクトにくらってしまった。
少し、予想はしていたのだけれど。
最近、過去の記憶を掘り返していたのと
長男の競技が終わり、先に、夫と次男が帰った後、
一人で校庭にいたのがいけない。たぶん。
スポーツ集団観戦は苦手なんだ。
その空気と一体化できたときはいいけれど
一歩引いてしまった時、その違和感から
抜け出せなくなる。
圧倒的な、疎外感。
気持ち悪い。
リレーを応援する歓声を聞きながら、想う。
期待を一身に背負って走り、
バトンを落としたり、転んでしまった時の
いたたまれなさ。
個人競技ならいい、自分がビリだと思えばいいだけ。
でも、集団競技が、自分のせいで
負けたと思ったときの記憶。
そして、足の速い子は、飛びぬけて速い。
ヒーローだ。
ああいう子には敵わない。
キラキラに、胸が苦しくなる。
白組と、紅組、勝てなくたって
どうでもいいじゃない、なんて
とても言えない空気感。
そして、思い出してしまった。
教室で授業中、座っているときに襲ってくる
叫んで走って、その場を逃げ出したくなる衝動。
実際に行動に移したことは、一度もない。
押し殺して、我慢させた、感情。
ああ、自分の子供の運動会で涙を流すなんて。
感動したわけでもなく。
なんだか、とても、疲れた。
まったく、自分のことばかりだ、私は。