すくらっぷ・ブック
過去の記憶を掘り起こしていたら
大好きで、何回も読み返した漫画を想い出しました。
私が、小・中学生の頃よく読み、その当時も中古本で
たぶん、兄が古本屋さんで買ってきたんじゃないかと。
すくらっぷ・ブック。
週刊少年チャンピオンに連載されていた作品。
小山田いく先生の『青春学園恋愛もの』です。
この方、とり・みき先生と仲がいいんですよね。
スクラップブックとは、
写真や雑誌の切り抜きを貼ったノートのこと。
このマンガには、中学生の登場人物が
たくさん出てきます。
それぞれの人物のエピソードが、
スクラップブックのように描かれていきます。
女の子も、男の子も恋をして、
仲間同士で行き違い、けんかをして仲直りして。
登場人物はみんな、真剣に悩んでいます。
相手を大切に思うから。
心理描写が丁寧で、柏木晴(晴ボン)を
中心として、個性も考え方も違う
クラスメイトたちが、仲間たちとぶつかる中で
それぞれ成長していく。
絵を描くことが大好きだった私。
恋愛にも憧れていた私。
すごく、影響を受けた作品です。
今、Wikipediaを読んでたら、
いろいろな記憶がよみがえってきました。
もし、読んだことがあって
好きだった方は、のぞいてみると
面白いかもしれません。
ああ、こういう子達がいたよーって思い出せます。
少年チャンピオン・コミックスから出ていた
全11巻のコミックは、今は絶版ですが、
復刊ドットコムで2006年に、全4巻、短編を含め
刊行されてます。表紙だけ、描き下ろしのようです。
今読んだら、どんな風に読めるかな。
◆楽天ブックス 復刊版(全4巻)